お客様の声
5.172017
第111回 働き憩える場所を目指して
特定非営利活動法人トラストダンク 理事長 椋田享芳 様 (ねっとわーく京都21 2017年6月号より)
NPO法人トラストダンク(施設名 わーくすぺーす大樹)は、障害のある方が働き集い社会貢献が出来ることを目指し平成29年4月1日に開設いたしました。
私たちが人材育成として「信頼される人になろう、感謝できる人になろう」をスローガンとしています。
開設するにあたって、賃貸物件探しから始めました。なかなか条件の良い物件が見つからず困っていたところ、平成28年12月中旬に以前からお世話になっている不動産屋さんから空き物件がありますが誰か探している人はいませんかと問い合わせがあり、私たちもちょうど物件を探しているという事を話して物件を見せてもらう事にしました。そこは、床も天井も剝き出しの建物でしたが、京都市役所に福祉事業の申請をした際、京都市バリアフリー条例の基準を満たすことが条件になっていたので、そのことを不動産屋さんに相談するとこの物件を最初に建てた設計事務所と建築士さんを紹介していただくことになりました。その建築士さんが人見建設株式会社の代表取締役社長の人見毅様でした。人見社長にはある程度の建物の構想をお話しさせてもらい4月1日からの開業を目指していたため急いでもらいました。
何度か打ち合わせをした際にも丁寧にアドバイスをいただき、また、人見建設㈱さんの事務所を訪れた際には、代表取締役会長の人見明様と挨拶をさせていただきオーナーと知り合いであることからも工事はスムーズに予定通り終わらせていただきました。
人とのつながり、良好な関係性が物事をスムーズに進ませるのだと思います。
人見毅社長には、工事の完成を見たときに障害者の施設であるという事を念頭に入れて細部まで作って頂いたと感謝いたしております。