第１１３回　いま木のいい匂いのする快適な生活

榎本　勝美　様　　（ねっとわーく京都２１　２０１７年8月号より）

中古住宅に住み始めて２０数年。家のあちこちにガタが来て、どうしようもなくなってきました。知り合いの先生が家を建て替えた話を聞き、「丁寧に仕事してくれはる」という言葉を頼りに、人見建設に電話をしてみました。すぐに専務さんが家を見に来てくれ、「この地域はね…」と下調べも済ませての説明とお話。

一生に一度あるかないかの大きな大きな買い物。不安な気持ちを抱えながらの建て替えの相談が始まりました。狭い土地故、３階建てにしたいこと、収納を多くとりたいことなどを伝え、設計していただきました。設計に関しては、外観から内装に至るまで考えることが本当にたくさんあり、夫とは「ああでもない、こうでもない」とこれまでになく会話が増え、「こんな風に思っていたのか」と新たな発見もありました。

担当の山﨑さんは岩倉から何度も宇治まで足を運んでくれました。こちらは共働きの上、土日も用事のある日も多く平日７時過ぎに来ていただいたこともありました。冬は雪の積もる岩倉との往復はさぞ大変だっただろうと恐縮していました。仮住まいへの引っ越しと新居への引っ越しの手配など、それ以外にも様々なことをメールでお願いし時間のやりくりに協力していただきました。

晴れて３月末に家が完成し、４月下旬に引っ越しを済ませ木のいい匂いのする快適な生活を送っています。まだしばらくは段ボール箱との共同生活ですが、楽しみつつ片付け我が家の形を作っていこうと思っています。