お客様の声
8.272018
第126回 人見建設さんのアドバイスと励ましで転居しました
片方 信也 様 (ねっとわーく京都21 2018年9月号より)
昨年12月末、37年間暮らしてきた借家の大家さんが突然立退きを要求してきました。住まいは3軒長屋の東端に位置し築後90年以上経過していますが、南北が庭に面するなど、実生活では町家の伝統的な様式を取り入れた2面の開放性や間取りの合理性を実感してきました。
私たち家族に伝えられた立退きの直接の理由は、近々、業者に敷地を売却するということでした。私たちにとっては全く青天の霹靂で、不安の年末年始を過ごすことになりましたが、そのまま過ごすわけにはいかず、何はともあれ、私の友人のすすめもあり年始早々人見建設さんに駆け込みました。
応対してくださった会長さんと社員の安田宗主さんは、この先のことで暗中模索の私たちに一から指針を与えてくださいました。立退きについては半年の猶予期間の条件はありますが、私たちとしては未決着のまま過ごすのは耐えがたいことで、転居先のめどをできるだけ早く持ちたいと強く希望しました。最終的には私が関係している設計事務所もお世話になった運送業者さんにお願いして、5月に3階建のマンション(9戸)の2階の住戸に引っ越してきました。
安田さんは私たちの要望に沿うように間取り図などを丁寧に紹介してくださり、内覧にも連れて行ってくださいました。移り住んだ住まいは、たまたま次男がネット上でチェックしたものでしたが安田さんが太鼓判を押してくださった間取りで、ちょうど帰省していた台湾に出張している長男夫婦も気に入り、周辺環境にも恵まれています。
振り返ってみますと、家主さんとの交渉の結末は人見会長さんの理を尽くしたアドバイスに沿ったものでした。そして、会長さん、安田さんのご示唆は、長く居住した借家人としての私たちの状況への暖かいご理解の上に立って私たち家族を励ましてくださるものでした。ここに改めて深く感謝を申し上げる次第です。