お客様の声
3.252019
第132回 空き家の売却の顛末
森田 芳信(ねっとわーく京都21 2019年3月号より)
築後70年は経つであろう実家が空き家になっていて2年程前から雨漏りがしだしたため、共同名義の兄弟で相談し処分することにしました。私の知己である人見建設さんに相談したところ、さっそく調査をしてくださいました。結果、市街地調整区域に在るので基本的に建築不可だが一定の条件をクリアすれば可能とのことなので既存宅地認定の申請をし、許可を得てから売却することにしました。
窓口の会長さんに何度も市役所の窓口に出向いてもらい、①現家屋が法施工の昭和25年以前に存在していたことを証するものが必要、②家屋の地番が実際と違っているので変更登記が必要であること、③家屋の間取図がないので計測の上、作成が必要であること、など厄介なことが次々と判明しました。会長さんと一緒に法務局に何度も出向き、約6ヶ月を経て漸く既存宅地の認定を得ることが出来ました。
他にも設置道路が2mしかなく立地条件は良くなかったのですが人見建設さんの仲介で幸いにも売却することが出来ました。家財処分も2日がかりで人見建設さんにお世話になりました。
空き家が全国的に問題になる昨今、辺鄙な場所にある実家が処分出来ほっとしています。大変厄介な物件なのにご尽力いただいた会長さんをはじめ人見建設の方々に心から感謝しています。