第１４４回　新しい我が家

大味　祥恵（ねっとわーく京都２１　２０２０年３月号より）

　２０１９年も終わりという年の瀬１２月２７日に新しい我が家に引っ越してきました。「家を持つ」ということは、少し前の自分なら考えられなかったことですが、２年前に父が亡くなり別れて暮らしていた家族が一緒に暮らすことを考えはじめました。こんなに早くにそれが実現して、かかわっていただいたみなさんに本当に感謝しています。人見建設さんには、土地探しからお世話になりました。わたしが仕事の都合でなかなか動きがとれなかったのですが、根気強くよさそうな所をいくつか紹介していただきました。一回決まりそうになった時に迷ったことがあって、その時も親身になって対応してもらいました。土地探しに苦労してもらったのですが、よいところが決まり、それからはどんどん家の完成に向かって進んでいきました。注文建築ですが、素人のわたしでは具体的にイメージできないことも多く、「部屋の数はこのくらい」とか「リビングは人が集まれるような感じにしてほしい」などザックリのお願いを伝えてそれを形にしてもらいました。壁紙や玄関の感じなどもサンプルをうまく提示してもらって決めることができました。
　まだ暮らしてみて数日ですが、住んでみるとさらによさがわかってきました。とくにゆったりとしたお風呂は、願い通りで快適です。「だからここにコンセントがあるのか」と小さな納得もたくさん。収納が多いのもありがたいです。
家のことだけではなく、いろいろな手続き上のことでも大変お世話になりました。「家を建てよう」と思った時の気持ちを忘れず、大切に暮らしていきたいと思っています。