お客様の声
10.12006
第2回 業者の選別がリフォームの決め手
林 南山 様 (ねっとわーく京都21 2006年10月号より)
私の家は東西両本願寺の中ほどにある。4メートルたらずの狭い道路を挟んで建っていて、75年経っている。西本願寺出入りの業者の設計・施工で、立派な建材を使用していて、敷地の割には大きく見える。当時としてはモダンな建物で、道路に面して1枚ガラスの窓が何枚もはめ込まれている。
10年ほど前に屋根瓦を葺き替えたので、今度はリビングルームを改修するつもりで、人見建設に見積をしてもらったら、ついでに駐車場を造ることになり、大大的なリフォームになってしまった。半年がかりで、古色蒼然たる家が見違えるほど立派になった。
格子窓や壁の配色が見事で、いかにも京都らしさのなかに落ち着きがあって、周囲の景観にマッチしている。町内の人から人見建設を紹介して欲しいということになり、その家もリフォームに踏み切った。業者の選別は結局、腕のいい職人を抱えているかどうかにかかっているようだ。
昨年、京都市市街地景観整備条例による「本願寺・東寺界隈景観整備地区」の界隈景観建築物に指定された。そのために外観は勝手に改修することができなくなり、その場合は検査してパスすれば市から何がしかの補助金が出る仕組みになっている。
今年も、来年度の修理計画の有無を8月中に提出するようにという、書類が来ているので、人見建設に見積を依頼しているところである。
社長とは京都中小企業化同友会で顔を見知っていた程度だったが、「エッセイ集団飛翔」の同人になってもらってから、親しくしてもらっている。縁は異なもの、大切にしたいものである。