お客様の声
2.12007
第6回 甦った我が家
北村 茂 様 (ねっとわーく京都21 2007年2月号より)
念願だった我が家のリフォームは、11月15日に、ようやく完成した。当初思っていたより、日数も経費も多少オーバーしたが、まるで新築のように変わった姿に家族も驚き、感激している。
予想以上の結果にも満足しているが、その仕事ぶりを毎日間近に見て、丁寧な作業と具体的な注文に逐一応じてくれる親切さに感服した。窓口の専務さんは、連日、現場に足を運び、的確な指示をしておられた。ベテランの大工さんや左官屋さんはもちろん、若い職人さんも一緒になって綿密な打ち合わせをし、納得してチームワークよく仕事をしておられた。
特に、道具の手入れを入念にしておられた。昼休みの前後には、鑿(のみ)や鉋(かんな)の刃を黙々と研いでおられる姿をよく目にした。しかも、若い職人さんが研いだ刃を、ベテランの大工さんが真剣な眼差しで点検しておられる姿勢にも教えられた。人見建設は、一つ一つの仕事を丹念に進めることを通して、後進を育てることも大切にしておられることに感心した。
こまめに現場を訪れる専務さんは、「コンセントの位置を変更してほしい」と言えば、即刻、電気屋に連絡するなど、細かい注文にも応じてくれたし、工事の進ちょく状況をつぶさに報告してくれた。
後半、「これでは完了はだいぶ遅れるのでは・・・」と心配していたが、最終盤には、大工さんや左官屋さん、電気屋さんなど関連する業者の方が、手際よく総力を挙げて仕事をし、仕上げの作業も丁寧にして進めてもらった。
檜の床板が敷かれてワンルームになった台所と居間にはさらに広くなり、少し高くなった天井と壁にはしゃれたクロスが貼られた。洗面所には杉の腰板が、台所の外側にはデッキが・・・。
外は寒い冬に入ったが、天窓から差し込む日差しが、家の中にあたたかい空気を運びこんでくれているようにも思える。
ともかく、明るく広く甦った我が家に、家族は毎日幸せな生活を感じている。