お客様の声
8.12007
第12回 木工教室に孫と一緒に参加したり、包丁研ぎをお願いしたり
山崎 ケイ子 様 (ねっとわーく京都21 2007年8月号より)
人見建設さんには娘と妹が事務所で仕事をさせていただいています。おかげで古い我が家のこまごました修理をお願いしても気持ちよくしていただいて大変助かっております。
また木工教室に孫と一緒に参加したり、お祭りの包丁研ぎも毎年お願いしています。地域に根ざした活動をされているので、続けてほしいと思っています。
最近、私も人見建設さんの管理するマンションの掃除をさせていただくようになりました。年金暮らしの私にとって、良いお小遣いになります。
そのお小遣いで私が楽しんでいるのが、山野草と出会う里山歩きです。栽培して立派な花が咲くのも嬉しいのですが、自然の花は健気で可憐です。山道に一つぽつんと咲いている花には「よう咲いてくれたな~」、斜面一面に咲いている花を見ると「来年も見せてや~」と、ついつい声をかけてしまいます。
初めて名前を覚えた山野草は「ミヤマカタバミ」でした。北山の杉の落ち葉の中にあちこち咲いていた白い花。町中に咲いている「ムラサキカタバミ」はじょうご型をしているのに、これは5枚の花びらが桜のよう。よく見ると葉はハート型の三つ葉で、なるほどカタバミだと納得したものです。
少しずつ山野草の名前を覚えると、山を歩いていても楽しみです。波頭のような「タツナミソウ」、鷺が羽を広げたような「サギソウ」、とげとげを持っているので、付いた名前が「ママコノシリヌグイ」、艶々の葉から鏡を連想して「イワカガミ」、上手に名前がつけてあるものだなあ~と感心しています。
植物園の「植物生態園」も山野草が自然に近いかたちで植えられているので、暇があれば、60歳以上無料の特権を使ってよく行きます。春・秋の山野草展も名前を覚えるのにもってこい。私のお気に入りです。
最近は実のなる草木が気になります。身近な所では梅。花を十分楽しんだ後に梅酒・梅干しに重宝な梅の実が成るなんて梅は偉い。
初春に咲く黄色い花、サンシユユも秋には赤い実がなり、それを「春コガネ 秋サンゴ」なんてユニークな名前も持っています。
ハナイカダも好きな木です。春に葉っぱの真ん中にまるで虫のような緑の花をつけ、夏の終わりには実がなります。葉っぱを筏に見立てて「花筏」。いい命名で感心します。四季折々の里山歩きと山野草を楽しみにマンション掃除がんばるぞ~