お客様の声
10.12007
第14回 ある日突然の予期せぬ出来事
平岩 愛子 様 (ねっとわーく京都21 2007年10月号より)
平成18年9月8日午前0時33分、119番に通報。私達家族にとって生涯忘れる事のできない事態が起きたのです。裏の家からの出火。明日の納期までにと内職の仕立物を仕上げ、階下に降りたその時の出来事でした。
小さな借家の2階の屋根は抜け落ち、6割は黒こげに焼失、4割は放水のために全滅。長男は富山に出張。難病の夫は階段まで這い出て近所の人に助けられた。二男と私は大声で近所に知らせ、家庭用の消火器では杯で水をかけるような爆発的な出火でした。
私達夫婦は住み慣れた借家で生涯をくらす予定で人見建設専務さんのアドバイスを受け、耐震構造も取り入れてリフォームした1ヶ月後の出来事でした。私が京都に嫁いで37年間暮らした家。「柱の傷はおととしの5月5日の背比べ」 2人の子どもが生まれて育った思い出多い住居をあとに仮住まいに移り、その後が大変でした。
再度、人見建設さんにお世話になり新居に落ち着くまでの過程を、不動産部の長澤さん、建築部の小谷さんに土地の購入から家屋の完成まで、途方に暮れた私達家族を親身になってお世話して頂きました。「不幸中の幸い」というのでしょうか。中古物件購入の予定が新築になるとは夢にも思っていなかった事です。予算、工期、場所と三拍子揃った幸運の前髪を掴めた事は、ひとえに人見建設の皆様のお陰と深謝致します。
退院して初めて新居に帰った夫の「ありがとう」の一言には、目が潤んでいたように思いました。今、夫はバリアフリーの家の中をよろめきながらリハビリのつもりらしく喜んで一生懸命歩いています。
本当にありがとうございました。人見建設の今後の益々の発展を心からお祈りします。