お客様の声
2.12009
第26回 「おうちをかたくして」
黒田 彩 様 (ねっとわーく京都21 2009年2月号より)
大地震のニュースを見て言った娘(5歳)の言葉が、自宅のリフォームを考え始めたきっかけです。ばあば(娘からは祖母)の出身地である神戸の震災の記憶が、我が家では生々しく残っていることもありました。
耐震補強をするなら公的な基準にあう強度にしたいと考えました。ご縁があって出会った人見建設の担当者岡本さんは、京都市の耐震補助申請に伴う種々の面倒な手続きにも、嫌な顔一つせず何度も役所へ足を運んでくださいました。(工事中の足場に架かった「京都市耐震補助事業」の大きな横断幕は恥ずかしかったですが…)
「嫌な顔一つせず」と言えば、岡本さんは本当に良い方でした。施行直前になって「床は竹材にしてほしい」「玄関の壁にクロスは嫌だ」などと私たちが勝手を言い出しても希望を叶えてくださったり、雑草が生い茂るジャングル状態の庭を引き渡し時には更地のようにきれいにしてくださったり、工事中には大量の荷物を預かってくださったり…
岡本さんだけでなく、工事に関わった方々も大変良い方ばかりでした。仮住まいから通勤のための車を毎朝自宅に取りに行っていたのですが、8時前には来られていて毎回『いってらっしゃいませ』と声を掛けてくださった小谷さん。優しいじいや(失礼!お若いのに…)に見送られてほのぼの出勤出来ました。また、優れた技術で私たちのワガママに対応してくださった中川さん。猛暑の中ずれた梁を黙々と直してくださった青井さんと西野さん。電気屋さんも内装屋さんも丁寧に熱心に作業してくださいました。
おかげで、私たちは『固いお家』で安心して快適に暮らすことが出来ます。工事は終わりましたが、まだ大量の荷物を預かってもらっています。まだまだお付き合いくださいね、岡本さん。