お客様の声
4.12009
第27回 人見建設さんに期待するもの
山本 喜久子 様 (ねっとわーく京都21 2009年4月号より)
20年近く前に移り住んだ家は建て込んだ路地の奥で風通しも悪く、夏は暑く、年中日当たりが悪く湿った環境の家でした。古い家でしたから「地震がきたら持たない」といわれました。改築を相談した人見建設さんからも「今の法律ではもっと狭くて小さな家しか建てられない」といわれ、一部耐震補修することにしました。一時仮住まいすることも考えましたが、思い切って人見建設さんに「転居したいので家を探して欲しい」とお願いして現在の「出町柳駅から3分」の家を購入しました。
引越し先の改修に関しては近隣との関係もあり、クーラーの騒音対策や窓の目隠し、洗濯場(洗濯機2台分)の水回りの設備、壁一杯の本棚の設置等が主な改修でした。窓を開けておくと雨が室内に入る個所に小屋根も設置してもらいました。
さて、我が家は京都市の助成を利用し、雨水タンクを設置しました。最高5万円の2分の一は補助が出ました。雨水の利用は花の水やりや洗濯に利用しています。同量の雨水と水道水に同量の洗剤をペットボトルにいれ、同じ回数を振ると雨水の方が泡立ちが良いことが分かります。それは、洗剤が少なくても良いということです。タンクを設置することで災害時に当面の水は確保できます。さらに、多くの家庭に雨水タンクが設置されると小さいダムの役割することになります。
しかし、この制度を申請する時に京都市からは具体的アドバイスはないため、どんな形のタンクをどこに置くのか、タンクの中に入れる電動ポンプの設置など、どのような工事をしたら良いのか、いろいろとNPO法人の「雨水の会」に相談しました。
他にも地球温暖化防止の対策はたくさんあると思いますが、このような最新情報とどこの家でも使える情報を、地域の身近な業者さんが提供していただけることを期待します。