お客様の声
6.12009
第29回 つい、つい
山田 幸一郎 様 (ねっとわーく京都21 2009年6月号より)
今では人見さんとお仕事をご一緒させていただいている間柄である。始まりは、5年ほど前、我が家を建てていただいた時から。人見さんが仲介していた建築条件付きの土地を、自ら設計すると厚かましいお願い。このことが、つい、無理をお願いしてしまう始まりだったのかもしれない。当時の私は、設計事務所に勤めながら、夜になると時間を見つけて我が家の設計を進めていた。結局、私事よりもお客様優先になってしまい、随分と工事を遅らせ、しかも多くの無理をお願いしたモノだと思う。間口4mちょっとで、お隣の隙間は10㎝、しかもコンクリートの家、個人的に材料や設備を直接現場に搬入したり、現場で設計を変更したり、妻の風水好きにつきあわせてしまったり…。現場監督であったYさんは、厳しい予算、困難な工事、私どもの身勝手な意見の中にもかかわらず、提案、アドバイスを随分といただいた。今でも、その時の経験が役にたっている。
今では、長女も生まれ、家族4人となった。京都の地で、地に足着く生活の始まりを築いてもらった人見建設さん、現場監督のYさんをはじめ皆さまに感謝です。
それから、月日が経ち、昨年、再び滋賀県の住宅を一緒にさせていただいた。現場周辺の建設会社は、敷地条件が厳しいことから、コストも高く、また、難工事であることから難色を示していた案件となっていた。ふと、人見建設さんなら! 困ったときの神頼み、遠方で、非常に迷惑な話であると思いながらも…。この1月から、新婚夫婦の新しい生活が始まっている。厳しい資材搬入、搬出をはじめ、本当にご苦労さまでした。現場監督Mさんをはじめ皆さまには、感謝です。紳士的で誠実、そして、常にチャレンジの人見建設さん、これからもよろしくお願いします!