第３１回 　　信頼関係と、おもいを、いっぱい聞いて！

駒井 文子 様 　　（ねっとわーく京都２１　２００９年８月号より）

　共働きで、すこしでも便利に使えるようにと何度かの増改築した我が家。子ども達が各々独立し、ほとんど２人だけの生活、年に何度か男の孫達５人が押しよせる。絶えず台所は隅に追いやられ寒い。団欒の場から離れ寂しい。
　でも今回のリフォームで、明るく、暖かく、使い心地の良い部屋を造っていただき、主人も私も大満足です。今回は１階の部屋のリフォーム。隅に追いやられていた台所が、対面システムキッチンで部屋の中に登場。足をのばしても届かず、２人がゆっくり入れるユニットバス。和室、居間（台所）を仕切っていた天袋つきの押入れ、床下収納庫、小さめの天袋つきクローゼットを全部取り除き、ワンフロアーに。場所を変えて収納庫兼クローゼットを使い易いように造ってもらいました。
　１階は薄暗く、朝でも昼でも必ず電気をつけねばならなかったのが、台所の上に大きな天窓を造ってもらい、陽の光りが気持ちよく入りこみ、明るさを、広さをいただきました。今まで２階で眠っていた中国で購入したシルクのジュータン、飾り棚等が、我が意を得たりと輝いています。
　いろんなお願い、無理なお願い、新しく造りあげられていく我が家に何度も足を運び、職人さん達にも御迷惑をかけたり。でも嫌な顔をせず、出来ることはやっていただきました。人との信頼関係はこういうことなのか。とても気持ちよく、人の温かさを感じさせられました。
　考えていた以上の便利さ、使い勝手の良さ、広さ、満足出来る老後の部屋も出来、一安心出来ました。
ありがとうございました。