お客様の声
9.12009
第32回 念願の集会室に夢膨らむ
浦 慶二 様 (ねっとわーく京都21 2009年9月号より)
ハイツ白川は、左京区の白川通北大路上がる東側に位置するマンションです。東側に野田公園(地下に貯水槽)、南側はちょっとした田園風景、道路沿いは木ノ本町バス停前と、自然環境と安全性、利便性にすぐれた住民の居場所となっています。
30年を超える歴史を持ち、100所帯以上のマンションですが、住民の集える集会室が長くありませんでした。当初住居つき管理人体制でしたが、管理体制を会社に委託以降、元の管理人の住居をそのまま理事会に使うだけとなっていました。
総会はエントランスホールで行っていました。「管理人住居あとに集会室をつくり、定期総会やマンション住民の団らん、交流の場を」との要望が強く、08年度総会は事業計画として「新集会室の整備」を決定いたしました。住民の集会室整備の要求とコンサルの援助を受け、準備をはじめました。管理人室と集会室の分離、明るく開放性があり、いつでもだれでも憩える雰囲気に、災害などの緊急時にも耐えうる機能など、あらゆる要求が出され、設計が充実、夢が膨らんでいきました。
業者選定の結果、人見建設さんにお願いすることになりました。それでも予算額を大きく上回り、一つ一つの工事説明と交渉を重ね、無理も聞いていただき、契約をすることができました。契約後は毎週の工事説明会を繰り返しおこない、住民の安全、工事の進捗を確認し、順調に進みました。
当マンションとしては初めてのお付き合いでしたが、主任さんをはじめ従業員の皆さんの気さくで段取りのよい仕事ぶりは大変好評でした。マンションの管理運営にも携わる人見建設の社長さんから「100所帯以上も住むマンションに集会室がないのは考えられない」と言われましたが、やっと、念願が実りうれしい限りです。
5月17日にお披露目し、31日には総会を新装になった集会室で行い、総会参加者一同喜び合いました。集会室には完成を祝して、絵画や時計、鏡など寄贈があり、さらにいま集会室の名称募集、住民の交流を促進する納涼行事コンサートが準備されようとしています。
高齢化、独居化、少子化などを踏まえ、本当に助け合い、ともに生きるよすがとなる憩いの場として活用していきたいと夢を膨らませています。今後とも人見建設さんとの、きめ細かいお付き合いを期待しています。