お客様の声
1.312021
第152回 勇気をもって改修して
荒木 朋子(ねっとわーく京都21 2021年1月号より)
古希も過ぎ、少しずつ老いていく辛さを感じるようになってきた時に、京都の自宅に居住していた娘が神戸に転出することになり、昨年の秋から、移住先の南紀と京都を行き来する生活になりました。今年の1月末からはコロナ禍で往来もままならなくなり、主人は南紀に、私は京都に独り暮しをしてきました。
アレルギー体質で、アルコール消毒も使えない私は、主治医から「絶対にコロナにかからんといてくださいね!!」と釘をさされ、京都暮しがこれからも長くなると思うと、今の生活をより安心して過ごせるように見直そうと考えるようになりました。
そんな折り、友人が転倒して怪我をした話や、「もうベッド生活にしたら? 床に敷いていた布団につまずいて、骨折したりすると大変よ。」と従姉がアドバイスをくれたりして、まずは部屋の改装をしようと決心し、この間の台風や北摂地震の時に修理でお世話になった人見建設さんにお願いすることにしました。あの時の小谷さんのフットワークの軽さと、細部まで見過ごすことなく提案してくださる姿勢に、ほんとうに感謝し、心強い思いがしました。6畳間の洋室への改修の相談が進むうち、娘から、出窓の安全性に対する不安を指摘され、最終的には窓の改修もお願いしました。完成した部屋は、落ちついたフローリングでリビングとの一体感が生まれ、窓も圧迫感はまるでなく、より広く開放感のある空間になり、快適にすごさせていただいています。それぞれの持ち場での丁寧なお仕事ぶり、希望をどこまでも聞きとろうとしてくださった小谷さんのねばり強さ―感謝、感謝です。