お客様の声
8.12012
第63回 バリアフリー、耐震補強の改修工事で高齢者、障害者に優しい家へ
斉藤 孝 様 (ねっとわーく京都21 2012年8月号より)
このたび母と弟家族の住む私の実家の改修を人見建設にお願いしました。母はこの冬、両膝の人工関節置換手術をし、もはや畳での生活ができなくなり、また弟も脚が不自由なので、この際、居間、台所など母屋を改修しては、と提案しました。以前、一人暮らしだった義母の介護が必要になったとき、妻の実家を大変きめ細やかに改修していただいたので、今度も人見さんに相談しました。
実家は、いわゆる京都の「うなぎの寝床」で、築90年くらいです。これまでにも周辺部分は改装改築してきましたが、母屋の基礎的な部分には手を入れてこなかったように思います。バリアフリーというのが大きな目標ではありますが、母屋のゆがみも大いに気になっていました。柱のジャッキアップ、天井の梁の補強、また、耐震上、本来有るべきはずの壁が無かったので、貫き格子の設置等々、家の基礎から改修してもらうことができました。
貫き格子は人見さんが薦めるだけあって、なかなか頼もしく、美しいものです。基礎をしっかりさせてから台所・居間の一体化、床の段差解消をしていただきました。床面は人見さんのイチオシの檜板張りで、すっきりしました。母の部屋と母屋をつなぐ安全で快適な渡り廊下は家中の者がとても喜んでいます。
高齢者、障害者に優しい家づくりのノウハウをいっぱいに持っておられて、木造への深い思い入れのある、京都らしい建築屋さんだと改めて思いました。