工務部
7.152021
和気あいあいの工務部便り Vol.14【色】
いつのまにかついに私にもブログ担当の月がまわってきました。
何を書こうかすごく迷いました。
今回は仕事を始めてからのちょっとした気づきを書いてみることにしました。
コロナ禍ということもあり、お家時間も増えましたよね。
私は中高運動部に入っていて、アウトドアよりだったこともあり、
休日何をすればいいかわかりませんでした。
その中でも家の中でできることで、唯一はまっていたものがジグソーパズルでした。
今も時々しています。
普通パズルをするとき、まずまわりの縁からつくりますよね。
でも私の中のルールでは、それは反則なんです。
途中分からなくなったときに、箱の絵を見るのも禁止です。
パズルのマイルールを話したのは初めてです。
何回も同じもの繰り返して飽きないの?とよく言われますが、
どうしてか飽きないんです。どうしましょう?
何回もするので、のりで貼って飾ったこともありません。
ただただピースを正しい位置にはめていくだけの時間ですが、
その時間がなんとも言えないですね。
こんな感じで、パズルを楽しんでいますが、
仕事を始めてからパズルのおかげかな?と思うことが何回かありました。
それは、色の識別です。
パズルしていたからか、人より優れているかどうかはわかりません。
でも壁紙を見比べたり、既存と似た色味のものを探したりすることがあり、
わずかな色の違いがわかると感じるようになりました。
外壁や壁紙など、色に関わる機会は多いので、
いいことなのかなと思っています。
知り合いのおばあちゃんに理科の先生をしていた人がいました。
そのおばあちゃんから山の緑は同じ緑でも春と夏で全然違う緑なんだよ
という話を聞きました。
私にとって毎日見ていただけに、なかなかの衝撃で、
全然気にせずに見ていた景色がまったく違うものに見えました。
看板やロゴもそうですが、
一瞬見ただけで、ある程度そのお店やイベントの印象が決まりますよね。
そういったイメージをコントロールするためにも色選びは大切だなと思います。
街を歩くと色んな色で溢れていますが、それぞれの色に意味、理由があると思うと、
おもしろいですよね。
こんな時期だからこそ普段気にしていなかったものに、
目を向けてみるとおもしろい発見やちょっとした幸せが見つかるかもしれませんね。
おわり
作 : 工務部 上原