お客様の声
12.12012
第66回 太陽光発電をつくって
守津 和可由 様 (ねっとわーく京都21 2012年12月号より)
築百年を超す我が家は、人見建設に修復をお願いしながら住んでいる、長いおつきあいです。
「核廃棄物の放射能をゼロにする方法はないか」と言うことを知ってから、太陽光発電をつけたいと人見建設に相談しました。4、5年前だったかも知れません。いろいろ調べて見てから、私の住んでいる所は「風致地区のためできない」と、お返事をいただきました。あきらめていたところ、昨年の原発事故の影響もあって市の条件も少し変わったのか、今年になって人見さんから「屋根の下地から手を入れて、大がかりになって費用もかかるけどできそうだ」と連絡をいただきました。いろいろ工夫して、外から見えないように屋根よりも少し下にへこました感じでパネルを置くということで許可が下りました。
瓦をのけ下地もめくってみると、その下の梁が折れていたのが発見され、修理してもらうことができました。暑いときに屋根に上がって、働いてくださる方にすまないと思いながら、お茶の一杯もお出しせず申し訳なかったと思います。お隣との境についてもいろいろ問題がありましたが、専務さんがうまく解決してくださいました。足場を組み、たくさんの資材を置き、ご近所にも遠慮でしたが、工事は1カ月くらいかかって何とかできあがりました。
発電量や使用電力を測るメーターをもらいましたので、毎日見ています。「これは電力をくう」という電気器具もわかって節電ができます。昼間は発電量が大きいので、関電に売っていますが、夜は関電から買っています。8月半ばにできあがったので半端ですが、8月分として9000円の請求書と7000円ほど関電から代金をもらうことになる明細書がきました。
太陽光発電がもっと増えたらいいのにと思います。ただ、昼間たくさん発電しても夜は発電しないので、電気は水道水と違ってためておくことができないのでないかという心配はあります。