お客様の声
11.12013
第76回 リフォームを終えて
吉田 睦美 様 (ねっとわーく京都21 2013年11月号より)
雨の日は傘を差すか、濡れて走るか、雪の日は滑りやしないかとソーッと歩く…。離れの部屋からのピストン生活やアップダウンのある廊下を移動する生活に老後の不安を感じ、これを解消すべくリフォームしたいと以前より話し合っていました。
人見さんには以前から何度もお世話になっていましたので、今回もお世話になろうと話をしました。
予算には限りがありましたので、見積書を最初から何度も書き直させたのに嫌な顔をせず向き合って戴いた小谷さんに感謝しています。
もっと早くに取りかかる予定だったのでしょうが、変更続きだったために6月10日から8月10日という、梅雨とその後の猛暑で人間の体には一番酷な時期となりました。
日々交代して来られる職人さん達は「オーッ!」とか「エイッ!」とか暑さや怠さを吹き飛ばす声でも出さないとやってられないのでしょう。汗の飛び散る音が聞こえてきそうでした。急な雨への対応も手慣れて素早く「あっ!そんな風にするんや」と私たちも学ぶことがいっぱいありました。
体力も限界だろうと思っていると、休憩の声が掛かり、あれほど苦しそうだったのに笑い声が聞こえる和やかな雰囲気です。チームを組んで働くことはこれでなくっちゃ・・・
仕事をされている人には申し訳ないのですが、この2カ月がどれ程長く、不自由だったか…。お風呂の使用許可が出たときはうれしくて身震いするほどでした。でも、職人さん達の仕事に学ぶことが多かったことは嬉しいことでした。
新たな生活は、アップダウンなく端から端へ移動できる生活になり、家事の意欲が高まったような気がしています。
小谷さんはじめ多くの人たちのお世話になりました。有り難うございました。