第８２回　　住み慣れた家をさらにパワーアップ

Ｈ．Ｉ　様 　（ねっとわーく京都２１　２０１４年５月号より）

　数年後に「退職」という時期になり、２３年目を迎えた自宅がこんな風にあんな風になったらなと「夢」を描いていました。そこに飛び込んできたのが、消費増税。これは相談だけでもしておかないと…、いくつかの会社に見積もりを依頼しました。
　今から思えば、無計画、無知な私たちでした。人見さんには、こんな生活をしたいというものが十分に定まっていない中で、計画づくりにたくさんのヒントをいただきました。「収納のいろいろ」「耐震性」「自然に感じる床の温かみ」「風の通り道」「暖房」「バリアフリー」「開放感」「結露対策」「不用品の処理」…等のヒントをいただき、リフォームの計画を作り上げていきました。
　キッチンの色を、私は明るいきれいな黄色を選びました。どんな風になるのか、ちょっと不安でしたが、「大丈夫ですよ」の言葉に後押しされました。明るくて見通しが良くて、動きやすいキッチンになりました。キッチンの後ろには食品関係の収納庫を造っていただき、物があふれていたのが、すっきり。主婦が長い時間過ごすキッチンに満足です。
　そして、もう一つうれしかったことがあります。新しい我が家にすぐに馴染めたことです。それは、今までの生活の動線を変えることなくリフォームを終えることができたことだと思っています。２３年間住み慣れた家を、更にパワーアップできたことをうれしく思います。人見さん、ありがとうございました。