工務部
4.152022
和気あいあいの工務部便り Vol.18【新入社員紹介】
お世話になります。
工務部楠です。
4月から共に働くスタッフが増えました!
3月に短大を卒業したばかりのキラッキラな20歳、井関 竜奨(いせき りゅうしょう)さんです。井関さんに自己紹介をしてもらいました。
自己紹介
はじめまして。
今年度から人見建設で働かせていただきます、井関竜奨です。鳥取県八頭町出身で、この春大学を卒業し、京都へ引っ越しました。社会人としてのスタートをこの会社で迎えることができとてもうれしく思っています。まだまだ技術不足な自分ですが多くの現場を通し、より自らの知識を高めていけるようポジティブに全力で努めていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
Q.学校ではどんな研究をしていたのですか?
A.私が通っていた鳥取短期大学 生活学科 住居・デザイン専攻では実際に町にある古民家をカフェへと改修するリノベーション案を考えるといった研究をしていました。新築の設計とともに建築物を保存する技術にも興味を待っていたこと、そして現在問題になっている空き家問題を打開できないかという思いもあってこのような研究を進めてきました。そこで得た知識やこれからこの会社で得る学びや技術を実際の現場でも存分に発揮していければと思います。
Q.人見建設ではどのようなお仕事(職種)を希望しているのですか?
A.現場監督をしたいと考えています。現在は監督見習いとして大きな現場に出させてもらっているのですが、現場を指揮する者の責任感はとても大きなものだなと感じています。視野の広さや状況判断の速さが必要になり、責任や負担の大きい役職だと思いますが、その分完成した時の達成感ややりがいも大きいと思っているので、今後はそのような現場を任される人間になっていけるよう努力していきたいです。
Q.夢や目標があれば教えてください。
A.目標は、建築物を通して街を守る、そして多くの人の暮らしを守ることができる建築士になることです。人々に愛される京都の街並みを守る、また皆の安心できる暮らしを建築物を通して実現していきたいと考えています。そのためにもいち早く資格を取得し現場で活躍できるようになっていきたいと思います。勉強の毎日で、たくさんの課題も出てきますが、その分自らの成長を感じられる部分もあるので、これからもやりがいをもって自分の仕事を全うしていきたいと思います。
――井関さん、ありがとうございました。
井関さんは幼少期に近所の工事を見ていて、出来上がっていく過程が面白いと思ったのが建築業界で働こうと思ったきっかけだそうです。また、好きな食べ物はいくらとメロン、趣味はソフトテニスと韓ドラらしいですよ。
この歳で韓ドラにいく感性、なかなかだと思うのは僕だけでしょうか。
井関さんの地元鳥取県には「仁風閣」という建物があります。 建築家の「片山東熊」さんが設計した国の重要文化財です。映画のるろうに剣心のロケ地になったり、有名な建物だということを教えてくれました。そのときに、こういう価値のある物を守っていきたいんだ! と熱く語っていました。
僕は「今あるものを守りたい」と仕事をする若い人にあったのはたぶん初めてです。新しいものを作りたいというのはよく聞くけれど、守りたいというのは珍しい気がします。サッカーで例えると、カテナチオと言われたイタリアのカンナバーロかマルディーニに憧れるタイプですね。デルピエロやトッティのようなファンタジスタよりもディフェンダーに憧れるとは、まだ若いのになかなかいい所をついてきます。
他の人とは違う感性の人と接するのはすごく面白いので、これから一緒に仕事をできるのが楽しみです。
仁風閣(HP)→ http://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/
仁風閣(ウィキペディア)→ https://onl.la/zVGQ22N
片山 東熊(ウィキペディア)→ https://onl.la/uUsanLz
主役 : 工務部 井関
脇役 : 工務部 楠