お客様の声
5.12015
第90回 「できるでしょうか?」「できますよ」
熊谷 克之 様 (ねっとわーく京都21 2015年5月号より)
事業者や職人を見る目を持つ工業高校教師であった父が惚れ込んだ人見建設さんでしたので、父の意思を継いでお願いすることを決意しました。定期刊行の人見建設通信や39人のありがとう(お客様の声)の中の皆さんの感想を読み、その中に書かれている提案・知恵・工夫の数々に、その決意が間違いでないことを確信しました。
元々は、築40年以上の建物でしたので、取り壊して新築を目論んでいましたが、家族に高齢者と身体障害者を抱え、そのための仮住まい生活が困難な為断念していました。けれども、益々事情が悪化する中、その家族の為に可能な限り快適な生活空間を与えたいと考え、ダメもとで、住みながらの改修ができないだろうかと相談した際の担当の小谷さんの自信たっぷりのご返事が表題の一言だったわけです。長年の苦悩は何だったのだろう、もっと早くに相談するべきだったとの思いが頭を過ぎ去ったのを覚えています。
着工までには幾度も小谷さんと打合せを続け、家族のデイサービス利用や訪問介護、高齢者の入浴や日常生活で最善の動線となる間取りを実現していただきました。便座付き洗面所を二ヶ所設け、二方向から風呂場に入れる間取りは夜間の睡眠維持に配慮した結果です。また、介護部屋に洗面所と風呂場が続く間取りは、病院以上だと介護の方々にも絶賛していただいています。
最後に特筆したい点は、職人の皆さんのサービス精神です。単に図面通りの施工でなく、プロの視点に立った改善提案を工事中に幾度もいただきました。契約外の部屋に対しても改修や修繕が施されていたことには、驚きと共にそのこだわりの精神に脱帽しています。
本当に良い建設会社に出会えました。
あの時の「できますよ」を私は生涯忘れることはないと思います。